手許不如意てもとふにょい)” の例文
私の愛読書の一つであったが、手許不如意てもとふにょいの折に、鳴尾正太郎君がくれたフランシス・ド・サールの書簡集と一しょに、ほかの本とまとめて売り払ってしまった。
西隣塾記 (新字新仮名) / 小山清(著)