転車台でクルリと一廻りして扇形機関庫ラウンド・ハウスへ連れ込まれたD50・444号ですが、一寸調べて見ると、何処でいつの間に轢潰ひきつぶして来たのか、こいつがその「ミソ」の部類に属する奴なんです。
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)