我慢性がまんしょう)” の例文
両手をり合わせながら近江の君は言っていた。几帳きちょうの後ろなどで聞いている女房は笑いたい時に笑われぬ苦しみをなめていた。我慢性がまんしょうのない人らは立って行ってしまった。
源氏物語:29 行幸 (新字新仮名) / 紫式部(著)