“懺悔（くひあらた）” の例文

お前はあの使徒パウロが曾て罪深い身でありながら、つひに懺悔（くひあらた）めて立派な聖者になつた話を聞いてをるぢやらうが？

ディカーニカ近郷夜話　後篇：03 怖ろしき復讐 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)

わしは懺悔（くひあらた）めて洞窟へはいり、身には粗い毛衣（けごろも）を著け、夜昼の別ちなく神に祈りを捧げよう。

ディカーニカ近郷夜話　後篇：03 怖ろしき復讐 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)

「懺悔（くひあらた）めるかはりに、また悪魔の兄弟におなりなさるやうだつたら？」

ディカーニカ近郷夜話　後篇：03 怖ろしき復讐 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)

“懺悔”の解説

懺悔（ざんげ、さんげ）とは、それぞれの宗教における神、聖なる存在の前にて、罪の告白をし､悔い改めることをいう。
なお、宗教を問わず「懺悔」という語の本来の読みは「さんげ」であるが、現在では一般的に「ざんげ」と読まれる（キリスト教の項を参照）。仏教では現在でも「さんげ」と読まれる。
(出典:Wikipedia)

懺	漢検1級 部首:⼼ 20画
悔	常用漢字 中学 部首:⼼ 9画