愚痴鈍根ぐちどんこん)” の例文
親鸞の教義を味解みかいしてというよりも——親鸞自身が告白している死ぬまで愚痴鈍根ぐちどんこんのたちきれない人間として彼が——直ちに好きだったのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)