愚夫ぐふ)” の例文
先生がその学識文才をもって愚婦ぐふ愚夫ぐふ相手の戯作の筆を下ろしゃあ、それ、よく言うやつだが、一気に洛陽の紙価を高めというやつさ。版元はんもとは先生の名を神棚へ貼って朝夕拝みやしょうて。
仇討たれ戯作 (新字新仮名) / 林不忘(著)