悪物喰わるものぐ)” の例文
この悪物喰わるものぐひは徳川の末頃江戸に住んでゐた男だつたが、一日犬を食はなければ気分が悪くなるので、そんな折には、かねいで置いた犬の皮を少しづつ煮て食べてゐたさうだ。