御配ごはい)” の例文
千石取も二合なら、百石取も二合……朝々、支配のところへ出掛けて行く。キッチリと量って、渡したぞ、頂戴しましたで帰ってくる。モノがあればいいほうで、三日に一度はまだ御配ごはいがない。
ボニン島物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)