“御蛇”の読み方と例文
読み方割合
おんじゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御蛇おんじゃいけにはまだかもがいる。高部たかべや小鴨や大鴨も見える。冬から春までは幾千かわからぬほどいるそうだが、今日も何百というほど遊んでいる。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「のろい足だなあ」と二、三度省作から小言こごとが出て、午後の二時ごろ三人はようやく御蛇おんじゃいけへついた。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)