御蔵方おくらかた)” の例文
大賀弥四郎と並んで、岡崎の御蔵方おくらかた支配をしている山田八蔵のやしきへ、そこの裏門をどうのり越えて入って来たか、ぶらりと裏庭にすがたを現わした男がある。邸内の小侍を通じて
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)