御乗出おんのりだし)” の例文
寧親は文化元年五月連年蝦夷地えぞちの防備に任じたというかどを以て、四万八千石から一躍して七万石にせられた。いわゆる津軽家の御乗出おんのりだしがこれである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)