後見ウシロミ)” の例文
多くの後見ウシロミは、主人に対して、低い位置にあるものであつた。併し権威は、主人に向つても、振ふことは出来たのである。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
必、夫なり妻なりが、其相手よりも若くて、年増しの妻なり、年長の夫なりの介添へによつて連れ添うて来たと言ふ間柄の夫婦を言つてゐる。多くは年長オイ女房を後見ウシロミと言ふのである。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)