後正夢のちのまさゆめ)” の例文
ひざがしびれてかなりの苦痛を味い、かぜをひいたような気持になったが、病身の兄は、一向に平気で、さらに所望し、後正夢のちのまさゆめと蘭蝶を語ってもらい、それがすんでから、皆は応接間のほうに席を移し
(新字新仮名) / 太宰治(著)