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彷徨
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さま
ふりがな文庫
“
彷徨
(
さま
)” の例文
蕭条
(
しょうじょう
)
と荒れ果てた灰色の野の中を、真黒い外套と共に、あてもなく
彷徨
(
さま
)
よっている中田の顔は、世にもすさみ切った廃人のそれであった。
自殺
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
何時間かの間この荒野を
彷徨
(
さま
)
よい、狂人の奇怪な幻想の数々を、如何にも感心しながら聞いていたのか、と思うと何んともいえぬ莫迦莫迦しい腹立たしさを感じたのであった。
自殺
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
“彷徨”の意味
《名詞》
彷徨(ほうこう)
さまよい歩くこと。うろつくこと。
(出典:Wiktionary)
彷
漢検1級
部首:⼻
7画
徨
漢検1級
部首:⼻
12画
“彷徨”で始まる語句
彷徨彳亍