弾倉撥条バネ)” の例文
最後には両脚を棒のように踏み締めて死にかかった獅子のようにぶるぶると身をもだえた。けれどもどうしてもその弾倉撥条バネを握り締める力が出ないらしかった。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)