府庫宮倉ふこきゅうそう)” の例文
袁術とその眷族けんぞくに従って、城を出てゆく本軍側には、将士二十四万人が附随し、府庫宮倉ふこきゅうそうの金銀珍宝はいうまでもなく、軍需の貨物や文書官冊などもみな、昼夜、車につんで陸続と搬出し
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)