幾戸前いくとまえ)” の例文
蔵が幾戸前いくとまえとかあったのだと、かつて人から教えられたようにも思うが、何しろその大番町という所を、この年になるまで今だに通った事のない私のことだから
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)