幸震さつなひ)” の例文
前驛もさうであつたが、幸震さつなひ(ここも驛遞の一軒家しかない)でも、朝は、もう、ストーブを焚いてゐた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)