“帚葉翁”の読み方と例文
読み方割合
そうようおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帚葉翁そうようおうとわたくしとが、銀座の夜深よふけに、初めてあの娘の姿を見た頃と、今年図らず寺島町の路端でめぐり逢った時とを思合せると、歳月は早くも五年を過ぎている。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)