“巨鼇”の読み方と例文
読み方割合
きょごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、悟浄は失望せぬわけにいかなかった。ほらの奥で巨鼇きょごうの背に座った黒卵道人こくらんどうじんも、それを取囲む数十の弟子たちも、口にすることといえば、すべて神変不可思議しんぺんふかしぎの法術のことばかり。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)