建仁元年(一二〇一)十一月三日に左中弁長房さちゅうべんながふさ朝臣の奉書を以て、上古以後の和歌を撰進するように、和歌所の寄人よりうどたちに仰せが下された。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)