峨々累々ががるいるい)” の例文
突兀とっこつとした熔岩は角立った頂きを空へ向け、峨々累々ががるいるいと重なり合っている。そうして立ち初めた灰色の霧が、それらの岩々木々を包んで、次第にこっちへ立ち上って来る。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)