そのおもなる面々は渋沢栄一しぶさわえいいち君、故岩崎弥之助いわさきやのすけ君、益田孝ますだたかし君、原六郎はらろくろう君その他大倉喜八郎おおくらきはちろう田中平八たなかへいはちなどの諸君十数名も見えたが、井上侯も我輩と同様主人役として列席せられた。