山谷間タニベ)” の例文
爾に其伺える賊の夫、其玉を乞い取りて、常は裹みて、腰に著けりたりき。此人山谷間タニベに田をツクりければ、田人ともの飲食を牛に負わせて、谷の中に入りけるに、其国主の子天之日矛逢えり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)