小林多喜二こばやしたきじ)” の例文
稲川は、君が会合に出たのは四、五回じゃというがだの、小林多喜二こばやしたきじの本をよんだろうとかって。ぼくは小林多喜二なんて名前もしらん、いうたら、この野郎、こないだ新聞に出たじゃないかって。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)