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安賭場
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やすとば
ふりがな文庫
“
安賭場
(
やすとば
)” の例文
「親分、こいつは驚くぜ。荒物屋の午吉——草加から出て來て、
安賭場
(
やすとば
)
を泳いでゐる男が、土左衞門になつて大川橋から揚がつたんだ」
銭形平次捕物控:109 二人浜路
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「でも、船頭の權七の伜の權次は
安賭場
(
やすとば
)
にはまり込んで、四日も天道樣を拜みませんよ、——
漸
(
ようや
)
く搜し出しましたがね」
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「萬事はその午吉が知つてゐるに違ひない。多分
安賭場
(
やすとば
)
か何んかへ潜り込んでゐるんだらう。愚圖々々言ふなら、しよつ引いて來るが宜い。親父が口を割りや、一も二もあるまい」
銭形平次捕物控:109 二人浜路
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
橋場の渡しの
悠長
(
いうちやう
)
さのせゐもあるにしても、一つは船頭權七の伜の權次が、
安賭場
(
やすとば
)
を廻つて歩いて、もう四日も家へ歸つて來ないために、その行先をつきとめるのに手間取つたのです。
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
賭
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“安賭”で始まる語句
安賭蜴