“妓館”の読み方と例文
読み方割合
ぎかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも日清戦争中は、威海衛いかいえいのある妓館ぎかんとかに、客を取っていた女だそうだが、——何、どんな女だった? 待ち給え。ここに写真があるから。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
僕はやはり同じ日の晩、或妓館ぎかん梯子段はしごだんを譚と一しょに上って行った。
湖南の扇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)