“奥伝”の読み方と例文
読み方割合
おくでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日は長い! 御用とお急ぎでなくば、この男の前口上はさておき、次の芸当の奥伝おくでんまでも、ゆっくりごらんあっていただきたいもの。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あざやかなる剣を舞わす派手技はでわざよりは、まずもって剣前に、半眼はんがんの心をいたすこと夕雲工夫の奥伝おくでんとする。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)