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奏任官
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そうにんかん
ふりがな文庫
“
奏任官
(
そうにんかん
)” の例文
家の旦那さまだってそうでねえか、みんながああ
奉
(
たてまつ
)
るちうのもな、ええか、あれは旦那さまが
国家
(
くに
)
のお役をちゃんと勤めあげさっした
奏任官
(
そうにんかん
)
さまだからだぞ……。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“奏任官”の解説
奏任(そうにん)は官人や官吏の任官手続きの種類で上奏を経て官職に任ずることまたはその官職をいい、とくにその官職をいう場合は奏任官(そうにんかん)という。
奏任官は1886年(明治19年)から高等官の一種となり、明治憲法の下で用いられ1946年(昭和21年)に廃止された。勅任官の下位、判任官の上位に位置し、高等官三等から九等に相当するとされていた。奏任官は天皇の任命大権の委任という形式を採って内閣総理大臣が任命し、官記には内閣印が捺されていた。
(出典:Wikipedia)
奏
常用漢字
小6
部首:⼤
9画
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
“奏任”で始まる語句
奏任
奏任待遇