“奈良井宿詰”の読み方と例文
読み方割合
ならいしゅくづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奈良井宿詰ならいしゅくづめの尾張人足なぞは、毎日のようにおびただしく馬籠峠を通った。伊那助郷すけごうが五百人も出た日の後には、須原すはら通しの人足五千人の備えを要するほどの勅使通行の日が続いた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)