失敗へま)” の例文
(俺らしい失敗へまだ)と、もう自分にも腹を立てて、どすんと音を立てて腰掛けた。醜いまでに真赤になっていることが意識された。それが情けなくて、むっとした顔を上げた。
青春の逆説 (新字新仮名) / 織田作之助(著)