売卜者うらなひしや)” の例文
売卜者うらなひしや身の上を知らずといふが、人の運命ばかり世話を焼いて自分の鼻のツイ鼻のさきの事が解らんのは天下に売卜者と小説家だらう。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)