地上ちびた)” の例文
二郎は握っていた青々とした小枝を地上ちびたに落して、耳を傾けていると又呼ぶ声が聞こえるのである。確かに姉の声に相違ちがいがない。
稚子ヶ淵 (新字新仮名) / 小川未明(著)