嘉言かげん)” の例文
主人がなぜかと思って問うと、どうもお母あ様のお話が嫌いでならないと云う。これは穂積家に限ってある事で、食事の時は何か近郷であった嘉言かげん善行というような事を話すことになっている。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)