“哦鳴(がな)” の例文
それでああ哦鳴(がな)り立てたので、もう片付きかけてますから、でねおかみさんがもしひよッと、何だろうとお思いなすって、お顔をお出しになると面倒だから、それをお断りに出ましたんで。
瞼の母 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
田舎者(いなかもの)めが、都会に出て来て茶屋遊の ABC を学んで居るなんて、ソンナ鈍いことでは生涯役に立たぬぞと云うような調子で哦鳴(がな)り廻って、実際に於(おい)てその哦鳴る本人は決して浮気でない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)