哀歌詩人エレヂスト)” の例文
悲惨な目に遇ひながらも飽かずに往古の哀歌詩人エレヂストの上を想ひ、羨んでゐたところが、近く私は、村長の頼みに依つて
歌へる日まで (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
幸ひに富むことを祈つて止まぬ——ところ/″\に斯んな風な極めて感傷的な合唱章をさしはさんだ百スタンザから成るほどの長い/\俗歌が一度びアテナイの一哀歌詩人エレヂストに依つて歌はれると
歌へる日まで (新字旧仮名) / 牧野信一(著)