呪物師まじものし)” の例文
その上部落の女たちの中には、尊を非凡な呪物師まじものしのように思っているものもないではなかった。これは尊が暇さえあると、山谷さんこくの間をさまよい歩いて、薬草などを探して来るからであった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)