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吾不関焉
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われかんせずえん
ふりがな文庫
“
吾不関焉
(
われかんせずえん
)” の例文
しかし小麦粉を度々食料にする今日ただいまでは、この毒麦には
吾不関焉
(
われかんせずえん
)
たるを得ない不安心が存する。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
しかし鼻はそんな場合でも
吾不関焉
(
われかんせずえん
)
と済ましております。まるで嵐の
中
(
うち
)
に在る鉄筋コンクリートの建築物のようで、只風景の中心の締りにだけなっているかの観があります。
鼻の表現
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ゆえに御会式があろうがあるまいが、時が来れば
吾不関焉
(
われかんせずえん
)
と咲き出づる、ちょうどこの秋時分に
狂花
(
かえりざき
)
のように開花するためにこのサクラが利用せられているのである。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
焉
漢検1級
部首:⽕
11画