“吸付莨”の読み方と例文
読み方割合
すいつけたばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから長屋と長屋とは壁一重かべひとえで仕切られながら、約一丁も並んでいるばかりか、三尺の往来を越すとすぐ向うのうちになる。上り口を枕にして寝れば、吸付莨すいつけたばこのやり取りぐらいはできるほど近い。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)