口利口くちりこう)” の例文
口利口くちりこうで、人に出過ぎ、ことに宿役人なぞの末につらなるところから、自然と人の敬うにつけてもとかく人目にあまると言って、百姓時代の出発点を忘れそうな子孫のことを案じながら死んだ。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)