“原人”の読み方と例文
読み方割合
げんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等は頂天ちょうてん立地りっち何の恐るゝ処もない赤裸あかはだかの英雄である、原人げんじんである。彼等は元来裸である。何ものもたない。有たないから失うことが出来ない。失うものがないから、彼等は恐るゝことを知らぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)