博打バクチ)” の例文
... りさ、佐兵衛の後家よねといふ年よりが、今も生きて、兄の家に出入りしてゐる。其孫の佐吉と言ふのが、博打バクチうちになつて、よりつかぬさうである)・折治
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
博打バクチうちの喧嘩ずきで、五六年前までは、紀州海道の往還で、袖乞ひをした宿なしであつた。
辻の立ち咄 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)