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『辻の立ち咄』
ふりがな文庫
『
辻の立ち咄
(
つじのたちばなし
)
』
夏めいて来ると、祭りに狂奔した故郷の昔が、思ひ出される。其と一続きに、きつと浮んで来るのは、浄瑠璃から出た「夏祭浪花鑑」といふ芝居である。あんな戯曲の上にも、大阪と東京との違うた、昔の姿が見えて居る。人物の性根が、語り物と舞台とでは、よつぽ …
著者
折口信夫
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎
初出
「橄欖 第四巻第八号」1925(大正14)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
キ
)
裏
(
ウラ
)
博打
(
バクチ
)