千魂せんこん)” の例文
九頭龍河畔の輪奐りんかんと、幾多の昨夢さくむ千魂せんこんを弔うごとく燃えつづけていたが、一灰と化した焼け跡からは、ほとんど、彼らしいものの何物も見出すことは出来なかったという。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)