匍匐よつんばい)” の例文
と云って探らずには居られぬから、今は自狂やけの様で、前へ進み出で、右に左に探るうち今度は更に今の怪しい生物に探り当てた。何だか匍匐よつんばいに這って居る様子だが獣物でなく、人の様だ。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)