円枘方鑿えんぜいほうさく)” の例文
もしこの親方の人格が強烈で四辺しへんの風光と拮抗きっこうするほどの影響を余の頭脳に与えたならば、余は両者の間に立ってすこぶる円枘方鑿えんぜいほうさくの感に打たれただろう。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)