“六根”の意味
《名詞》
(仏教)人間の感覚から認識に至る、主観の側の6つの器官、機能。五感およびそれによって生じる心の働きのこと。眼(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、身(触覚)、意(知覚)の6つからなり、最初の5つを五根という。十二処、十八界の一部。なお、六根の6つの要素それぞれに対応する、客観の側の対象を六境といい、それぞれ色(視覚)、声(聴覚)、香(嗅覚)、味(味覚)、触(触覚)、法(知覚)が対応する。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“六根(処)”の解説
仏教用語の処(しょ、梵・pi: āyatana [アーヤタナ])は、感覚器、感覚媒体、感覚範囲を意味する。仏教では、6つの内部感覚器六根(ろっこん)と、6つの外部感覚器六境(ろっきょう)に分類される。
内部と外部の感覚器は、以下に対応する。
六根(ろっこん、sa: ṣaḍ-indriya) - 主観の側の六種の器官、感官のこと。六内入処(ろくないにゅうしょ)、六内処(ろくないしょ, ajjhattikāni āyatanāni )とも。
* 眼(げん、sa: cakṣus) - 視覚能力もしくは視覚器官
* 耳(に、sa: śrotra) - 聴覚能力もしくは聴覚器官
* 鼻(び、sa: ghrāṇa) - 嗅覚能力もしくは嗅覚器官
* 舌(ぜつ、sa: jihvā) - 味覚能力もしくは味覚器官
(出典:Wikipedia)
内部と外部の感覚器は、以下に対応する。
(出典:Wikipedia)