また鹿児島県で開聞岳かいもんだけえいじたという「雲の帯してなよなよと」という歌にもこの囃しがあり、さらに南へ行って沖繩県の八重山群島やえやまぐんとうなどにも、しょんがいをもっておわる哀れな別れの歌があった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)