即宮廷・豪家の子弟の中には八拳鬚胸前ヤツカヒゲムナサキに到るまでも、ほむちわけ・ほむたわけ・やまとをぐな(記紀)又は、久米の若子(万葉)など言はれてゐねばならなかつた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)