善言・美辞をつらねて、荘重な呪言の外形を整へ、遺漏なく言ひ誤りのない物となつたのは、此神の力だとする。此神を一に八意思金ヤゴヽロオモヒカネ神と言ふのも、さうした行き届いた発想を讃美しての名である。